読感 黒瀬陽平、『情報社会の情念 クリエイティブの条件を問う』

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https://www.amazon.co.jp/%E6%83%85%E5%A0%B1%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%AE%E6%83%85%E5%BF%B5-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%81%AE%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E3%82%92%E5%95%8F%E3%81%86-NHK%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E9%BB%92%E7%80%AC-%E9%99%BD%E5%B9%B3/dp/4140912111

 

ネットが一般と化し、模倣・複製・記録がやりやすくなった現在、創造はいかにして行われるのか。ネットをプラットフォームとして見立てて、それを運営する思想と創り手の思想の交わりから生まれる「創発」、あらゆるものに潜んでいるけど皆見失いがちな「両義性」から見ていくのが、この一冊です。

ソシャゲ会社の社長やそのゲームの特徴を取材した記者、さらにはアーティストの

作品・発言、漫画などから、現代でいかに作品を作っていくのかを見ていくのに、最適です。