映画感想 仮面ライダービルド Be The One (ネタバレ有)

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ストーリー | 劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)

夏休み恒例、東映ヒーロー特撮映画2本立て。 今回は、仮面ライダービルドビーザワンの感想を書いていきます。

ひとことで言うなら、所々で惜しい、ですね。 確かに、なかなか見所の多い面白い映画なんですよ。 序盤の市民とビルドの追いかけっこといい、ちょいちょい挟まるヒゲポテトの漫才といい、ブラッド族にけちょんけちょんに貶され葛城に否定されようとも父から託された「ラブアンドピース」を貫かんとした戦兎といい、唸るポイントはたくさんあるんです。

ただ、万丈の洗脳があっさり過ぎたり、洗脳が解けた万丈から戦兎へのリアクションが無かったり、 個人的に「そこ欠かしたらダメでしょ」というポイントも目に付くんですよ。 例えば、君のせいで恋人が死んだ、と揺さぶって洗脳したり、「ったく、取り乱し過ぎなんだよ、天才物理学者。」「うるさいよ、筋肉バカのくせに。」と、ちょっと付け足すだけでもだいぶ印象変わるのに、と思わずにはいられませんでした。

まぁ、そのシーンを入れられなかったのは、尺に収まらないから、とかまだ理解出来るんですよ。 でも、

タイトルに冠しているBe The Oneを流さないのは、いくら何でもそりゃないでしょ。 (オルゴールアレンジは流れていたけど)

それさえしてくれれば、勝手にこっちで加点して、そこまでモヤることはなかったでしょう。 面白い、からこそ細かいところが目に付く、そんな惜しい映画でした。TVシリーズの集大成だからこそ、もっと細かいとこまで気を配って欲しかったです。