映画感想 ペンギン・ハイウェイ (ネタバレ有)

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映画『ペンギン・ハイウェイ』公式サイト

おねショタとおっぱいと、一夏の冒険・成長を描いた映画『ペンギン・ハイウェイ』の感想です。

お姉さんがモノをペンギンにする、その謎から始まるアオヤマくん達の冒険。メンドくさいほど考え、好奇心のままに動いて、謎解きのカギを調べる。その様子が活き活き、キラキラと描かれているのでこちらも彼らにドンドン入れ込んでいきます。

後、お姉さんがめちゃくちゃ魅力的なんですよねぇ!おっぱいだけじゃなく蒼井優の声といい、時にアオヤマくんをたきつけたり、励ましたり、暖かく見守ったり、振る舞いがいちいち惹かれる惹かれる!これは、アオヤマくんが惚れちゃうのも頷ける!

また、おっぱいおっぱい言われますけど、アオヤマくんのそれに対する目線は、性的ないやらしい感じでないんですよね。その、なぜこんなに惹かれてしまうのか、というわからない謎、というかかなりフラットな目線で捉えて、考えていたんですよね。いやらしいの俺らっちゅうことか...

また、なぜお姉さんが投げたものがペンギンになるのか、なぜペンギンやお姉さんが飲まず食わずでも生きていけるのか、なぜ町から離れると頭が痛むのくわァッ!!!体調を崩したり物が歪んだりするのか、これらの怪現象の真実が完全には語られていない、のがまた想像を巡らせる余地があっていい、個人的には思います。

まぁいろんなことをグダグダ言ってきましたが、やっぱり、この映画の一番の見どころはラストですね。迫る脅威に対処するため、お姉さんとお別れしなければならないアオヤマくん。しかし、彼女と再会できるいつかの明日を信じて、「昨日より賢くなる」ことをやめずに続けんとする、彼の成長に心打たれました。

見どころ満載の、お勧めの一作です。